桑名市議会報告
10番成田正人君。
10番(成田正人君)(登壇)
おはようございます。成田正人でございます。
質問に入る前に、去る6月11日、中曽根文部大臣をお迎えいたしまして、教育を語る会というものを急遽開催いたしました。
私の置かれております政治的立場とか、この時期から躊躇いたしましたが、市内の中学校の置かれております状況をかんがみまして、蛮勇を振るって企画プロデュースいたしましたところ、PTA、各会長様、多数参加されて一応の成果をおさめることができました。
また、当日は休日にもかかわらず、はるばる駆けつけて出席してくださいました教育長様に対しまして、この場をおかりいたしまして御礼申し上げます。どうもありがとうございました。
さて、20世紀も終わりに近づきまして、新世紀を迎えるに当たって、我が国において抜本的に克服しておかなければならない問題点が2つあると思います。
一つは中心市街地の再生であり、もう一つは公立の学校、義務教育界の秩序の回復でございます。
この2つはまるで違う世界の話のように思いますけれども、実は根は同じなのであります。
日本の都市は大きな曲がり角に立っておりますが、桑名もその例外ではありません。
日本は明治以来の近代化が実を結んで、人口増を背景に工業化に成功してきました。
特に戦後の50年、実際に高度成長が始まった昭和30年代を起点にしても、約40年ぐらいの間に農業国から工業国へ変身し、人口が移動して都市的な国土をつくり上げてきました。
しかし、その反面、残念ながら日本の美しい自然風景、豊かな農村風景、青い松に白い砂の梅岸線、伝統的な美しい町のたたずまいが破壊され、公害による汚染などで都市化のマイナスの面もあらわれてきました。
その急速な安普請の都市インフラの上でなし遂げた急速な経済成長の結果、現在の日本の都市はお世辞にも美しい豊かな都市ストックを形成できたとは言えません。
日本人が伝統的につくり出してきた町並みの水準から見ても、この歴史に恥じない都市景観をつくってきたとも言えません。
しかし、今や世界的な影響力を持つ強力な経済大国になって、豊かな経済力を背景として成熟した文化的な生活を送ることができるようになって、国民の都市環境、自然環境に対する要求というものが変わってまいりました。
この要求にこたえるためには、これからのまちづくり、その空間的なデザインであります都市計画のあり方について根本的な見直しをする必要があると思います。
政府が中心市街地のまちづくりをないがしろにしてきたとは言いません。
やってきたことはちゃんと知っておりますが、ダムや河口堰などの土木事業や干拓事業などの農業事業への力の入れ方と比べると、重点が置かれてきたとはとても言えないのであります。
さて、国による都市の近代化事業とは別に、桑名市においては心ある住民が歴史的な町並みを保存し、あるいは再生するために、近代化のみを視野に入れている現行の都市計画の法体系に逆らいながら粘り強い活動を続けてきました。
御台所祭りのように、市の職員の個人的な努力が先導してきた例もありますし、また城下町筋のように、県・市、地域住民が協力し合い、法令や条例に先行して都市デザインや景観という形でまちづくりを進めてきた地区もあります。
しかし、これらの個別の努力にもかかわらず、また行政に協力したり、あるいは反逆しながら闘ってきた数多い個人やグループの努力にもかかわらず桑名の中心部は空洞化し、活力を失い、今や地方都市のイメージの原点とあり得た中心部は溶けてなくなり、地域社会のまとまりをイメージするための象徴的な場所、すなわち人々の町への誇りや感佐を感じられる町の部分がはとんどなくなりつつあります。
今、当面の問題となって浮かび上がってきました地方都市の中心部の活性化問題は、このような長い間のたくさんの人々の努力にもかかわらず発生して、さらに深刻化しっっある構造的な問題だと思います。
もはゃ個人の努力や、一自治体の努力や、各省庁の個別的な措置ではどうにもならないはど病状は深刻になってきております。
こういうような背景のもとに街づくり三法、中心市街地活性化法 が登場してきたのであります。
さて、その中心市街地の法体系が完成いたしました現在、最優先されるべきものは桑名市中心市街地活性化基本計画と、それを受けてことしの3月に完成いたしました商工会議所のTMO構想策定事業報告書であり、これは中心市街地活性化法第6条にのっとっております。
そして、それは参考にする程度の拘束力しかない三重県の最新の指針でもある「三重の国づくり宣言」とも何ら矛盾するものではありません。
唯一、県のバリアフリー条例の中の細則の原則とのプライオリティー、優先順位を桑名市が判断するだけの問題であって、当然、地方分権の旗手であるとみずから言っております北川県政のモットーに従って、地域住民の意思が最大限に尊重されるべきものだと思います。
法的・科学的根拠についてはこの本会議の場所で何度も各部署と確認済みでもありますが、今回都市整備部長さんが交代したこともあって再度お答えをちょうだいしたいのであります。
21世紀の国是ともなった中心市街の再生を、そのための中心市街地活佐化法のもとにつくられた桑名市の計画とTMOの報告書の優位については、ほかの部著の部長さん、課長さんからも御回答願えれば幸いでございます。
問題は、この大切な中心市街地再生について、全く資格や権限を有しない三重県と、その配下にあります北勢県民局からの強圧的な、一方的な通達でございます。
1月26日に、道路に設置する視覚障害者誘導ブロックの色彩についてという通知が一方的に住民、桑名市に通知され、桑名市にその返答を求めてきたことがあります。
さらに桑名市が住民との相談もなく、勝手にその通達の内容この中身が合っているのか、正しいのか、真贋も確かめずに3月29日に返答したことによります。
これは、城下町筋の景観修景に深くかかわってこられた市長さんの真意ではないと私は今でも信じております。
何となれば、最近、友好都市提携いたしました白河市において、完成したばかりの駅周辺の整備事業のデザインを視察に参りました市長さん以下、議員諸兄の目にははっきりと城下町ゾーンの色彩デザインとは何だったかを目に焼きっけて帰ってきたばかりであったからであります。
そのまち、その都市のアイデンティティーと、それを表現するまちづくりのデザインに最上位の権利と責任を持つ者は地元桑名市であり、その地区の住民であると考えますが、市長さん、あるいは代弁者の方でも結構でありますが、所見はどうでありましょうか。
次に2番目に入り、その具体的な例を挙げます。
私は産業振興部長さんと論議を交わしました「コンパクト都心」という考え方と、政府がこのたび発表いたしました「歩いてくらせる街づくり」とはほぼ同義語だと思いました。
そして「バリアフリーの道づくり」とは、今国会で通過したばかりの国の交通バリアフリー法、あるいはその前のハートビル法などからタウンモビリティーと言われております、すなわち移動の自由、しやすさ、安全の確保を求める考え方であり、ある意味で、これは福祉、土木の領域をあわせ持っている背景があります。
そこで、建設部長さんが以前、障害者が多く通るであろうがゆえにバリアフリー化し、特に点字誘導ブロックを原則どおり設置しなければならないと言われました、福祉会棺、市民会館の前のあの道はなぜ弱者の安全が一切考慮されていないのれお答えください。
私がずっと観察してきましたならばあの点字ブロックの上に駐車している車の多くが角にあります銀行、これは百五銀行でありますが、百五銀行からあぶれ出した車であり、あの百五銀行はその前にあります桑名信用金額に比べて来客者数は常に数倍あるにもかかわらず、自前の駐車場の駐車台数は半分以下であります。
また、百五銀行の前の道路に面した7台分の駐車スペースと、交差点付近が特に無法駐車状態になっているにもかかわらず一向にこれを是正せようとせず、また銀行員による交通整理もなされておりません。
あの歩道・車道一体になった路面は、あの銀行のためにああいう形態をしているのではないでしょうか。
どうやって弱者・歩行者の安全を確保するのか、道路管理者としての市にお尋ねいたします。
これを改善する責任は当然企業側にあり、道路の改造等も含めて、受益者負担として百五銀行側が負担すべきものと私は道路に関する法令から判断いたしましたが、それはどうでありましょうか。
また、黄色の点字ブロックというのは設置者の思惑とは別に、一向に注意を喚起する効果がありません。
まるでパーキングマークとして機能しているのであります。本当にあれが必要なのかどうか、それを問わしていただきます。
私は、去る5月26日から28日まで名古屋市国際展示場で行われました、第3画国際福祉健康産業展「ゥェルフェア2000」というものに見学に行ってまいりました。
これは、この3日間の問に6万人以上の入場者があり、そのうちの4.1%、2,000人以上が行政関係者、7%、4,000人以上が三重県からの見学者だったそうであります。
当然、市の福祉や土木に関係した方も見学に行かれていると思いましてここで披露するわけでございますが、そのウェルフェアの中の知多市の市民と市の職員が持っておりましたブースの中に、知多版「人に優しいまちづくり連続地域セミナー」というのを発見して買ってまいりました。
それにはこういう言葉がございます。市の職員の方が視覚障害者の方に「なぜ点字ブロックの上を歩くのが少ないのですか」と聞きますと、その答えは「でこぼこして歩きづらいから」ということでした。
当たり前なんです。視覚障害者の方もあの上は歩きたくないということなんです。
ですから、知多市では点字ブロックの端を歩いてもぶつからないように点字ブロックを敷いた歩道の左右60センチは必ずあけるように設置していると、こういう発言がございました。
また、横浜には二俣川というところがありまして、そこには神奈川県ライトセンターというものがあります。
神奈川県ライトセンターといいますのは、視覚障害者の方のリハビリ施設でございます。
そこの二俣川の商店街が視覚障害者の方の福祉のまちづくりというものをやったということが業界誌に載っておりましたので早速視察に行ってまいりますと、何とその二俣川の商店街の中には点字誘導ブロックは一切ございませんでした。会長さんに「なぜないのか」と聞きますと「危険ですから」という答えです。
危険なものは設置しませんと。バリアフリーとはこれは言えないのだという御返事でした。
しかもこの神奈川県ライトセンターの中、ちょうど市の庁舎の中のような構造になっておりましたが、入りますと、やはり床面には誘導ブロックというのは敷いてありませんでした。
視覚障害者の方は必ず手すりによって移動しております。
手すりには点字が打ち込んでありまして、情報もちゃんと伝わってくるようになっております。
唯一、階段のところだけ危険防止のために誘導ではない点字ブロックが1枚敷かれているという構造でありました。
そういうような福祉の実態を見ましたところ、いわゆる桑名の国道421号線、員弁街道の三ツ矢橋から馬道にかけての狭い歩道です。
狭いところでは150センチしかありません。そこに何と60センチ幅、幅が30センチの2つの黄色い点字誘導ブロックが敷いてあるのはどう考えてもおかしいので、これを施行いたしました県民局に質問いたしましたならば、回答は何と「あっ、間違えただけです」と、こういう回答でございます。
この無責任さにちょっとかっときまして、「じゃあ施工、あるいは設計の責任者を出してください」と言いましたところ、「これはコンサルに任せてあるので、その企画とか設置方法については県の担当者はよく知りません」と、こういう答えであります。
これが先ほど中央集権的に、高圧的に市や住民に対して通知をしてきた県の実態なのであります。
私はこの道のやり直しを桑名市から三重県に求めてほしいのでありますが、どうでありましょうか。
点字ブロックの色に関しましては、以前、保健福祉部長にお尋ねいたしました、視覚障害ではない色覚障害、色を識別することができない障害者に対する配慮はあのときはなかったのでありますが、それ以後どれはどなされてきて、今回の県への回答に生かされてきたかをお尋ねいたします。
また、21世紀はオゾン層の破壊による紫外線Bの直射によってDNAに揖傷を与える障害が先進国で非常に心配されております。オーストラリアではほとんど雨の降らないところでも商店街にはアーケードがつけられておりますし、ニュージーランド、カナダを含め、UVインデックス、つまり紫外線指数というものが天気予報に載っておりまして、直射日光を浴びる許容時間は、晴れで20分、曇りでも1時間半となっている現実をどう考えるのか。
アーケードこそ弱者・歩行者にとって必要な施設ではなかったのでしょうか、それをなぜ撤去したのか。
この障害への配慮はどう考えていらっしゃったのかを質問させていただきます。
強権的な県の押しつけによる例にはRDF事業があります。
RDF燃料発電は、本来、土に返すべき生ごみを燃やそうという過波期的なごみ処理方法にすぎず、そのゆえに現実的な対応として桑名市が三重県につくらせてやっている、置かせてやっているような施設であります。
でありますからこそ、RDF燃料は県が市から買うべきものであり、熱源を利用した周辺施設も県の責任、予算においてつくられるべきものだと思います。
これは桑名市から県へ要望などと言わず、請求することを提言いたしますが、お答えください。
また、熱量増大のためにペットボトルは全量燃やす方が、ここにはコストベネフィット、費用便益とか、対自然環境へのローインパクトという言葉を使いましたけれども、そういう面で燃やした方が有利ではないかと考えますが、現行の回収してリサイクルするという方法をRDF事業が始まってもとり続けるのかどうか。
その場合、先ほど言いました、これは一言で言いくるめますと、私が買い求めました資料の中にはリサイクル増幅係数と言うらしいのでありますが、そのコストベネフィットや環境に対する影響はどうなのか。リサイクルとリユースというのが混同されて語られておりますが、その点、お答え願いたいと思います。
続きまして、公立中学校と少年犯罪に関しましてお尋ねいたします。
現在、いわゆる問題児といいますか、素行不良の少年、虞犯少年を一般公立中学校への授業の出席停止、通学を禁ずることは学校教育法において認められておりますが、これは一度も適用されたことがないそうであります。
愛知県の5,000万円たかり事件に見られるような常識外な少年事件の初期の解決に、現在の中学校の体制は余りにも無策・無力であり、結局のところ、いじめの被害・加害の状況は温存されて、犯罪レベルに達してからやっと逮捕、裁判、少年院へという道をたどらざるを得ません。
その間、大多数の一般生徒は貴重な青春の時期をその悪影響下に費やすことになってしまいます。
この打開策についてどうお考えか、教育長にお尋ねいたします。
2番目といたしまして、小学校生徒会、あるいは児童会と言われておりますが、その現状と自治意識、政治参加意識の教育的効果についてお尋ねいたします。
現在、桑名市においては約8年ぐらい前から、大山田東小学校を除いて、各小学校には生徒の自治組織であります生徒会、児童会がなくなり、生徒会長などを置かない申告制の委員会に再編されています。
各委員は立候補して選挙をするという手法を踏まずに、やりたい生徒が手を挙げて、自己申告して委員になるというシステムを採用しているようでありますが、この方向に変更した理由は、1番目一人の生徒をヒーローにしないという平等主義、2番目、人気投票になりやすく、人格・能力が問われない。3番目、選挙に割く時間がかかり、手間をとるなどの理由のほかに、ある小学校では人数が減ってしまって、クラスが一つになって、立候補者がいなくてできなかったという回答もいただきました。
しかし、これらの一見マイナスに感じる事例というものは、まさしく議会制代理民主主義をとる我が国のシステムの根幹と何ら逢うものではありません。
先人たちが長い時間をかけて取得したこの民主主義のルールを小学校の時期に実践的に体験させる教育的効果ははかり知れないものがあると思いますが、教育長の御所見を伺います。
最後に、図書舘の新設が姐上に上がってきております。
これまで市外の大手業者が携わった建築物に市の体育館とかコミュニティプラザがございますが、いずれも根本的な不備というものが報告されております。
これは一昨年でありましたか、文化協会5周年のシンポジウムでパネラーに選ばれました市内のクリーニング店の御主人が、あの体育棺は柔道をやるには規格外れで正式な試合ができない ー要するに欠陥であります−という報告をいただきましたし、コミュニティプラザに関しましては声楽家の方が音響効果が全くでたらめであると、本来の目的の用をなさない。
やはりこれも欠陥建築物でありますよという報告をいただきました。
これは市中の弱小メーカーがやった工事ではありません、市外の大手業者がやった工事であります。
公共事業、公共工事の透明性を高め、そのグレードを上げることが大切だと考えます。
図書棺の新設に関しましてはいろいろ言われておりますが、あの場所の選定を含めて、競争設計と言われる、いわゆるコンペ方式、コンクールとかコンテストとか言われますが、競争設計にいたしまして、その判定は学識者、住民、いろんな方を入れたコミッショナー、あるいは委員会方式でやればどうか。
当然、業者の選定もそこに入ってきますけれども、最終決定は当然議会に任せるといたしましても、それに至る過程をこういう民主的で透明性のあるやり方にする方法についてどうお考えか、お答えを願います。
ちょっと早口でしゃべりましたが、再質問、再々質問の時間をつくりましたわけでございます。
明快なお答えを願いまして、私の1回目の質問を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
議長(水答勝一君)
ただいまの10番議員の「般質問に対する当局の答弁を求めます。
助役(小西良輝君)(萱壁)
私からは、一般質問のナンバー4に関連してお答えを申し上げたいと思います。
過去、幾つかの大型の公共施設の反省からということで、先ほど、これから考えられます図書棺の新設についてはコンペであるとかコンクール方式を取り入れてはどうかという御提案をいただきまして、まことにありがとうございます。
本市では、従来、一般的には建築担当課で設計業者をまず入札などで選定をいたしまして、そのでき上がった設計書をもとに施工業者を入札で決定するという方法で進めてまいりました。
中にはコンぺ方式で行ったものもございましたが、近年、プロポーザル方式がちょくちょくと取り入れられるようになってまいってきております。
コンペ方式、いわゆる設計者協議の方式といいますのは、設計者の技術力、創造力、経験などに基づいて考案された最もすぐれた具体的な設計案、いわゆる作品を選定する方式でございますけれども、費用と労力、それに時間がかかるということが難点というふうに言われております。
最近はプロポーザル方式を採用する自治体がふえておりますけれども、この方式は、コンペ方式が具体的な設計作品を競うに対しまして、技術提案の内容を競うという方式でございまして、発注者側も参加業者側も比較的簡便に対応することが特徴であると言われておるものでございます。
この二つの方式のどちらがすぐれているかということではなくて、設計する建物の規模、あるいは内容等によって使い分けがされているようでございます。
これらの方式は、専門技術者の高度な技術や経験を幅広く取り入れることができる方法でございますので、今後とも一定の規模の建物設計をする場合には引き続き取り入れてまいりたいというふうに思っております。
市民参加につきましては、直接選定に加わっていただくことは大変難しいと思いますけれども、意 見や要望など事前に把握することができれば、コンペやプロポーザル発注の際の条件として提示でき るのではないかというふうに考えております。
また、場所の選定についても御提案がございましたけれども、これは用途地域におけます制限でありますとか土地の値段、あるいは地権者の御理解、面積要件等々をクリアしなければならない問題がたくさんございまして、おのずと範囲が狭められてまいりますので、市民参加は大変難しいんではないかというように考えております。
何とぞよろしく御理解を賜りますようお願いを申し上げます。
以上でございます。
議長(水谷勝一君)
都市整備部長(中村 裕君)(萱埋)
所管いたします事項につきまして御答弁申し上げます。
本市におきまして、まちづくりにつきましては、現在、平成10年度を初年といたします第4次桑名市総合計画での人とまちの個性が光る交流文化都市を目指して、まちづくりの基本目標の一つである交流と活力にあふれたまちづくりの実現のため、中心市街地の持つ地理的優位性や歴史・文化など社会的ストックを生かし、地域を活力ある住みやすいまちとして再生していくことが重要なことと考えまちづくりについて日々努力いたしている次第でございます。
議員御質問の桑名市中心市街地活性化基本計画とTMO構想策定事業報告書との整合性につきましては本市の策定いたしました中心市街地活性化基本計画は中心市街地活性化の基本理念となるべきものであり、商工会議所が策定されたTMO構想策定事業報告書についても、その精神を受け継がれて策定したものであると認識しております。
次に、地方分権、地方主権をどう考えているかとの御質問ですが、先はど申し上げましたように、桑名市は桑名市の歴史的資産や文化を持ったまちですので、地域の特性等を生かすようなまちづくりを基本と考えております。
また、三重県の策定された三重のくにづくり宣言とバリアフリー条例とのプライオリティー等についての御質問でございますが、それぞれ目的が異なりますが、本市においての上位計画と位置づけられ、北勢生活圏の中での桑名市として常に広域的視野に立って活用するものだと考えております。
まちづくりというものは多岐多様にわたるものであり、一部署で整備できるものではないと考えております。
このため、各部局とマトリックス的に協議を進めてまいりたいと考えております。
いずれにいたしましても、まちづくりの中で最も重要なことはそこに住まれている市民 の方々のためのまちづくりであって、それぞれ個々具体の施策についても、また、まちづくりのルールづくりについても、市民の方々の御意見や市民の方々とのコラボレーションによりなされるものだと考えております。
御理解のはどをよろしくお願いいたします。
続きまして、環境保全と福祉の実態について御答弁申し上げます。
議員御質問の、歩いて暮らせるまちづくりとバリアフリーのまちづくりはタウンモビリティーの思想的背景に有効に生かされているのかにつきましては、桑名市のまちづくりの中で歩いて暮らせるまちづくりやバリアフリーのまちづくりがどのように位置づけされ、またタウンモビリティーとしてどのように考えるかとの御質問ですが、歩いて暮らせるまちづくりにつきましては、平成11年に建設省が中心となり関係13省庁連絡会議で提唱されており、趣旨といたしましては、生活の諸機能がコンパクトに集合し、バリアフリーのまちにおいて幅広い世代交流し、助け合うことなどを通じ、身近な場所での充実した生活を可能とするとともに、安全でゆとりのある生活の場の実現とあります。
まさに 桑名市の中心市街地活佐化基本計画での基本コンセプトであるコンパクト都心の実現との考え方と整合し、これからの桑名市の中J亡市街地のまちづくりにおいての考え方ではないかと考えます。また、当然、バリアフリーのまちづくりについてもあわせてまちづくりの中で実現していくものだと考えますタウンモビリティーとしての考え方につきましても、街中の移動手段としてコミュニティーバスや電動スクーターや車いすと同等に、幅広い世代の人々が安全で快適に歩ける歩行空間での街中移動も移動手段として最も重要なことだと考えます。
以上のことを考えますと、今後の中心市街地のまちづくりのキーポイントは、車中心のまちづくりからまさに歩いて暮らせるまちづくりがこの桑名市のまちづくりに求められている考え方ではないかと考えますので、よろしく御理解賜りたいと存じます。以上でございます。
議長(水谷勝一君)
市民環境部理事(山田 昇君)(登壇)
所管事項について御答弁を申し上げます。
まず、ペットボトルは燃やした方がよいということであったと存じますけれども、ペットボトルから繊維などに再製品化することは、繊維などのもとの原子といいますか、バージンからつくるよりも多くのエネルギーを必要とするために、環境に優しいとは言いがたいという研究発表があることは承知をいたしております。
しかしながら、容器リサイクル法や家電リサイクル法等が整備されてまいりました今日、資源を節約し、循環させる。
いわゆる資源循環型社会の構築を目指している多くの自治 体につきましては、コストについても十分認識することは当然でございます。
しかしながら、焼却してしまえば彊かに単価は廉価で済むかもわかりません。
しかし、焼却してしまうということにつきましては、おのずと自然の枯渇にもつながりますし、自然環境の破壊にもつながります。かつまた国際的な取り組みであります資源の節約、資源の循環する社会の構築という目標からも逸脱することになるんではないかというふうに存じております。
このようなことから、当市につきましては容器包装リサイクル法に基づきまして分別回収を行っておるところでございますので、ひとつよろしく御理解をいただきたいと存じます。
それからRDF関連に関してでございますけれど、県の方へ請求せよということでございますけれどこのことにつきましては広域清掃事業組合に別の人格がございますので、景重な御提案として承っておきまして、その旨伝達をしてまいりたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと存じます。
それから、先ほどペットボトルの再生に伴いますコストというお話があったように思うんですが、これはきちっとしたどこがどういうふうに算定したかという資料が、正直申し上げて、現在ございません。
それで一般的にテレビとかそういうところで言われておるのが、ちょっと私、頭の隅にあるんですけれど、それから申し上げますと、1キログラム当たり約20本でございますけれど、これが分別回収費用として150円程度、それから再生用、いわゆる細かく砕いて、ベレット化と言うんですけれど、これが大体90円前後、ですから240円前後必要であるというふうに聞いております。
またその反面、RDFでの処理費用につきましては、これは財団法人の廃棄物研究財同というところがあるんですけれど、そこの調査結果によりますと、1キログラム当たり約15円というふうに聞いておりますので、よろしく御理解いただきたいと存じます。
以上でございます。
議長(水谷勝一君)
建設部長(大川守彦君)(登壇)
所管いたします事項についてお答えいたします。
まず初めに、太一丸江場線の市民ホール前についてでございますが、太一丸江場線のこの付近には路側に道路標識、区画線及び道路棲示に関する命令による標示で駐停車禁止が標示されております。
御指摘の箇所に車を駐車する問題は、車の方の問題であると考えております。
次に、百五銀行桑名支店の駐車場については、道路構造令で自動車駐車場、駐車桝には小型車は幅員2.25メーター、長さ5メーターと規定されていまして、この駐車場的には遵法ではないものの、車輌の大型化もございまして、事業主と今後協議をしていきたいと考えております。
最後に、紫外線障害対策につきましては現在は道路管理者の責と考えておりませんので、よろしく御理解賜りたいと思います。以上でございます。
議長(水谷勝一君)
保健福祉部長(中村正彦君)(萱埋)
所管事項につきまして御答弁申し上げます。
色覚障害と紫外線障害に関するお尋ねでございますが、色覚障害は内部的要因による遺伝性疾患であり、紫外線障害は紫外線による角膜に一時的に起こす外部要因的障害で、両者とも身体障害者の認定基準には規定されておりませんし、その実態等につきましても把握できないのが現状でございます。
いずれにいたしましても、色覚障害に対する施策や紫外線障害を受けないための施設整備につきましても、すべての人に優しいまちづくり、いわゆるユニバ一サルデザインの理念に配慮した整備が必要と考えております。
現在、視覚障害者用付加装置つきの交通信号機の普及につきまして公安委員会に 働きかけ、設置箇所も徐々に増加しつつあります。
今後とも障害者や高齢者の方々の社会参加に対し安全かつ快適に公共的施設等を利用していただくために、その整備促進につきましては三重県バリアフリーのまちづくり推進条例に基づく整備マニュアルを遵守しつつ、地域や諸団体のコンセンサスを得ながら対応してまいりたいと考えておりますので御理解を賜りたいと存じます。
議長(水谷勝一君)
教育長(小津嘉意君)(登壇)
私からは、3番の公立小・中学校問題についての御質問にお答えをさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
まず学校教育法、それからそれを受けて本市の学校管理規則に規定されております、学校内で問題行動を起こし、その行為が他の生徒に影響を及ぼす場合、同人を出席序止、いわゆる登校させないことができるという措置が実行されていないとの指摘でございますが、確かに議員御指摘のように、本市においてはこれまでこの規定が適用された例はございません。
なお、蛇足ではありますが、私が知 る限りでは、県下の公立中学校ではこの5年間で数例しかございません。
公立小・中学校では、児童・生徒がたとえ素行不良であっても、懲戒、退学等が原則として許されていない学校教育法の基本的立場にかんがみますと、出席序止の措置の命令権者が市町村教育委員会であるだけに学校教育責任を棚上げすることに通じてまいります。
したがって、在学のままで教育保障の責に任ずるべき義務教育の本来の姿とは言えなくなるのではないかと思います。
したがって、本条の学校教育法26条、それから本市の学校管理規則の10条の2の規定については、やはり適用については慎重を期すべきであると考えているところでございます。
一方、場合によっては家庭の教育力が期待しにくい状態のもとでは、出席序止の期間中にその児童・生徒が反省をしたり、自己を見つめ直す機会にはなりにくい場合があるのではないかということが危惧されます。
したがって、学校で何らかの措置をまずすべきではないかというのが私の考え方でございます。
したがって、問題行動を起こす児童・生徒に対しましては、やはり警察、児童相談所等と の連係を十分に図ることはもちろんでございますが、先はども申し上げましたように、各学校において、学校長を中心にして、すべての教職員が一体となって十分な指導を行い、必要な場合には当該児童・生徒に対してまず校内で特別な指導を行う。
そして義務教育を全うしていくと。
言うならば、子供の学習権はきちんと保障してやるということが先決ではないかと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
それから2点日の児童会活動等にかかわる御所見でございますが、21世紀により一層グローバル化の進んだ厳しい競争社会を生き抜かなければならない子供たちにとって、社会の一員として自分のことは自分の力で、みんなで力を合わせて築こうとする意欲や能力、それから実勢や自治意識を学校教育の中て育成することは極めて大切であることは申すまでもありません。
これらを育成しようとする中学での活動領域が、いわゆる小学校では児童会活動でございますし、中学校、高等学校では生徒会活動という教育課程の領域でございます。
桑名市内の学校においても、議員指摘のように、これらの教育活動についての取り組みが弱いのではないかということも事実でございますが、ただ、形はいろいろありますが、市内の学校ではこれらの能力をっけるための積極的な実践がされていることは事実でございます。
ただ、議員御指摘のように、いわゆる昔のように選挙をして、投票して、あんたは児童会の会長さんよ、副会長さんよ、学級委員さんですよというようなことを決めることは少なくなっているのは事実でございます。
そのことについて、私も一々学校長からお聞きしたことはございませんが、私が思慮するところでは、いわゆる平成元年に学習指導要領が変わりました。
それはどういうふうに変わったかというと、時間の都合で詳しくは申し上げられませんが、いわゆるゆとりの中で充実した学校生活を送り、今までのようにきちきちとしたことじゃなくて、一人ひとりの子供を大事にして、一人ひとりの特性とかそういうものを発揮できるような教育課程にしようやないかというのが平成元年の学習指導要領の改定の趣旨でございます。
そういう趣旨を受けて、いわゆる各学校がもっともっと一人ひとりの子供を前面に出そうやないか、先生も御指摘いただきましたヒーローになるんじゃないかとかいう、ちょっと行き過ぎた考え方かわかりませんが、そういうことはなくして、単なる平等じゃなくて、一人ひとりを大事にするというものを前面に出そうというように教育の方向が変わった。
そのことを受けて、学校が一人ひとりがより一層自分の力の発揮できることができる教育活動の創造ということへ転換したことが原因ではないかと私は考えております。
しかし、議員御指摘のように、社会構成員の一人である子供たちに自治意識の育成をすることは最も重要なことの一つだと 認識しておりますので、各学校の教育活動のあり方についても市教育委員会として適切に指導・助言をしていく所存でございますので、よろしく御理解いただきたいと思います。
以上でございます。
議長(水谷勝一君)
10番議員、再質問はございませんか。
(10番議員挙手)
10番成田正人君。
10番(成田正人君)(登壇)
お答えいただいた順番に再質問いたします。
まず、コンペ方式のとれない理由というのを聞かせていただきました。
時間がかかるということでありますが、新しい図書舘の建設には時間をかけていただきたいと思うのであります。
今、桑名市の図書棺が壊れかかっておって、あしたにでもつくらなければならないという状況ではないので、これこそ時間をかけるということはいいことではないかと思うのですが、それをなぜ急ぐのかということをお伺いいたします。
それから、ちょっと順番とは違うかもしれませんが、先ほど県の指針というのは市の上位にありますということを言われましたけれども、じゃあ国の法律はその上にあるんではないでしょうか。
中心市街地活性化法においてこういうことをしなさい、こういうことが認められておりますよと書いてあるんですから、やはりそれが最上位ではないかと思うのであります。
どう認識していらっしゃいますか、それと今、交通弱者を具体的に守るにはどうしたらいいのかというのを、車を運転している側の論理だけで解決するというのは余りにも無責任な回答でございます。
なぜあそこが一般の歩道のように歩道がちゃんと段差をもってされていないのかという説明をしてください。
これが福祉先進国、先進国ということもありませんが、ヨーロッパなどでしたら、歩車道一体の道は必ず問に車どめというのを設置してあります。
車は入ってこれないけれども、車いすや自転車、人間の方は自由に行けるように、いわゆる本当の意味のバリアフリーにしてあるのが本当だと思うのですが、どうしてそういう施策がしてないのでしょうか。
そして、もしあそこを普通の歩道のように段差のある歩道にしたときに、企業側といいますか、百五銀行のあの7台分の一番危険なスペースは一体どちらが直すべきか、そういう問題も一度お答えいただきたいと思います。
それと色覚障害の問題、紫外線障害はちょっと勘違いされておって、ちょっと答えがずれておったんでございますけれども、色覚障害は調べることができないのではなくて、調べていない、調べようとする意思がないのではないかと私は思います。
何となれば、新聞には何人、何%がそうであるというふうに載っております。
また、道づくり、まちづくりをするときには通行量調査というのをやるのは当然であります。
例えば、ここに福祉のための施設があって、そこに障害者の方が多く通るだろうというのではなくて、実際何人通った、何年問の調査の間に延べ何人通ったかということを調査して初めて数字というのは出てくるわけでありますから、これは調べてください。
それを申し上げておきます。
それと、先はどもペットボトルのリサイクルという面で数字を上げられました。
つまり、RDFで燃やすよりも10倍ものエネルギーを使う。
エネルギーを使うというのは、集めたペットボトルを運ぶトラックもディーゼルなりガソリンをたいて、物を燃やしているのと同じだけ、つまりエネルギーを消費する。
価格が高くなるということは、それだけ環境に対するインパクトは高いということでございますので、今、容器リサイクル法がありますけれども、あれはRDFという事業が全く頑に入っていない考え方でございます。
本市はリサイクル法よりもRDFが現実問題として目の前に迫っているわけでございますから、熱量を上げなければダイオキシンが出やすいということもありまして、ぜひこれは全部燃やすとか全部リサイクルに回すということではなくて、柔軟的に対応したらどうかと再度提言いたします。
それと、図書館の場所については新設することだけを今問題にされておりましたが、先輩議員もいわれましたとおり、駅前にありますパルというビルを図書館にするという考え方についてどうお考えか、それもお答え願いたいと思います。
以上でございます。
議長(水谷勝一君)
ただいまの10番議員の再質問に対する当局の答弁を求めます。
助投(小西良輝君)(登壇)
成田議員の再質問に所管のところをお答え申し上げますが、いわゆるなぜ急ぐのかというお尋ねでございますが、決して急いでおりません。
やっと今年度に入ってからそういったものがPFIなんかも導入してできないものかなあということで、図書館という施設を中心に複合的なものを今検討させておるところでございますのでよろしくお願いいたしたいと思います。
それと、やはり過去の反省から、つくったものの使い勝手が悪いとか、いろいろ御意見が出ると思います。
したがって、今後のそういう大型のものにつきましては、せっかく多くの財投をするわけですので、できるだけ皆さんからの好評のあるものに仕上げていきたいということで、例えば今、歴道 の修景事業を進めておりますけれども、あの中でも、仮に街灯一つにしてもどういう色合いのどういう形のものがその町に似合うのかというようなところまで、これは歴道デザイン検討委員会ということで、学識経験者も入っております、地元の方々も幅広く御参加をいただいていろいろ御提言をいただいておるということですから、そういうものが導入できるかどうか、そっくり当てはまるかどうかわかりませんけれども、できるだけそういうふうに持っていきたいというふうに思っています。
それから場所の問題で駅前の利用という詰もございましたけれども、今、まだ微妙な段階でございまして、用地問題が解決しておりませんし、したがって今考えられるのは上物ということになるかもわかりませんが、今後の進展によって幅広く検討の要因にしていきたいというふうに思っておりますのでよろしくお願いいたします。
議長(水谷勝一君)
都市整備部長(中付 裕君)(登壇)
再質問に御答弁させていただきます。
先はども御答弁させていただきましたけれども、三重の国づくりとバリアフリーのプライオリティーの件ですが、それぞれ目的が異なるものと考えておりまして、どちらが上位かということですが、市といたしましてはどちらも上位というように考えております。
そして、三重の国づくり宣言というのは、県がこれから進むべき方向等を明らかにしていく施策等を計画的に計画していくというものでありまして、三重のバリアフリーまちづくり条例では障害者、高齢者等にとって暮らしやすいまちづくりがすべての人々にとって暮らしやすいまちづくりであるという認識に立っておりまして、どちらも力を合わせて人間性豊かな社会の実現を目指しねきのであって、両輪的なというような考えでおりますのでよろしく御理解のほどお願いいたします。
議長(水谷勝一君)
建設部長(大川守彦君)(登壇)
再質問にお答えいたします。
太一丸江場線の市民ホールの前につきまして、道路の形状の問題でございますが、あれは戦災復興、昔につくった道路でございまして、そのころから歩車道の区別はしておりません。
また、歩車道の区 別につきましては、一段上げる、あるいは境界石を置くというような方法があろうとも思いますが、 12メートルの道路でございますので、あの部分については周りの面してみえる方々の意見も、平成になってつくり直したときにも意見をちょうだいいたしまして、前の形状でということで、一段上げるという方法はとりませんでした。
百五銀行につきましては、今度、上げたらどうなるかという御質問でございますが、上げても既設の駐車場の入り口はそのような形状にせざるを得ないと思います。
以上でございます。
議長(水谷勝一君)
保健福祉部長(中村正彦君)(登壇)
色覚障害の再質問でございますが、調査につきましては、参考図書によりますと、これは先ほど申し上げましたように遺伝によるものということで、全国的には男佐で4.5%、女性で0.2%程度あらわれるということでございますが、もう少しその実態調査にも努力してまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いします。
議長(水谷勝一君)
10番議員、再質問ございますか。
(10番議員挙手)
10番成田正人君。
10番(成田正人君)(登壇)
私の質問が悪いのか、聞いていらっしゃらないのかよくわかりませんが、中心市街地活性化法とい う国の決めた法律が三重の国づくり宣言やバリアフリー条例の上位にあるのではないかという再質問でございました。
もう一度お答えください。
それと答弁漏れのようなことだったのでもう一度言いますが、国道421号線、県民局が間違えてやってしまった道路の修繕は市から県には申し入れないのですか、これは答弁漏れなのでぜひお答えください。
そして先はどの百五銀行の前の道でございますが、例えばあの部分を周りの人に聞いたって、周りの人って百五銀行と昔の消防署と市民会館しかないわけでありますから、私が言った「あれは百五のためにああなっているのですか」という答えが、「はい、さようでございます」かなと解釈いたしましたが、それでよろしいのでしょうか。
その点、お答え願いたいと思います。
議長(水谷勝一君)
ただいまの10審議員の再質問に対する当局の答弁を求めます。
都市整備部長(中村 裕君)(登壇)
大変失礼いたしました。
中心市街地活性化基本計画でございますけれども、当然、先ほども申しましたように、三重の国づくりというのは条例等ではございませんので、これは省かせていただきまして、バリアフリーのまちづくり条例との比較だと思います。
確かにこの中でどちらが優位かという御質問でございますけれども、その中にはふくそうすることもあるかと思います。
ですので三重のバリアフリーの条例というのはまたそれで生かされると思います。
中心市街地活性化基本計画というのは、市の中でも取り上げておりますように、中にはラップするところもあるかと思いますけれども、中心市街地活性化基本計画の方を市としては優先していきたいと思っております。
議長(水谷勝一君)
建設部長(大川守意君)(登壇)
再々質問に対してお答えいたします。
421号線の歩道の件ですが、御質問者が県の方へお尋ねになられたということですので私の答弁ではないかと思っていましたんですが、今初めて私の方はその事情を知りましたので、県と協議させていただきます。
百五鎖銀行の道路につきましては、あの道路はその部分だけじゃなくて連結するもので、あの前から今片町ですか、間違っておったらごめんなさい、そちらまで一本の路線と考えて、それで住民の方の御意見も伺っておるということでございます。
百五の駐車場にしては、いずれにしても事業者とも協議させていただきますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
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