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[166] 母校の名前U Date:2014-08-26 (Tue)
母校ついでにもう一文。舛添東京都知事が渡韓して、分不相応な外交もどきをやっている。
あの、本国でも賞味期限が切れかけているヒステリー朴大統領に平身低頭のペコペコ外交。

身の程を知って、余計なことはしなさんな!

気楽な外野代議士の頃、「学習院や成蹊のやつらなんぞに、首相が務まるか?」と暴言を吐いたのはお前だろう。

東大を出たことが売りになるのは、最近では芸能界だけだ。
そういう、小生も受験するまで成蹊という大学を知らなかった。
下宿先が決まっていたので、学習院なら徒歩で通えたけれど、試験日が合わなかった。
地理的な理由で、成蹊の友人はいない。一昨日亡くなった能代の好漢は学習院卒だ。

受験難度だけで大学の序列を決めるおろかさは、成蹊に入学してすぐ思い知らされた。
それまでの自分は「生まれ育ち」が卑しかったのではなかろうかと感じる、関東の上流階級の子弟達。
卒業後、山本五十六や山口多門の子息が成蹊出身だと知った。

舛添が吐いた言葉は「あの偏差値では」より「あの坊ちゃん育ちでは」下々の苦しみなどわかるはずが無いという意味のほうが強かったと好意的に見るべきか、、、、。

[165] 母校の名前 Date:2014-08-25 (Mon)
三重高校が甲子園決勝で大阪桐蔭高校に善戦した。
県予選では危うく海星高校に惨敗するところを逆転したことでやっと本選に進めた程度のレベルだったと思われていた。
緒戦でも四球による僅勝で大垣には勝てないとも言われていた。

それが、あれよあれよと決勝まで駒を進めたのだから、59年ぶりということで、我が母校の四高の名前が頻繁に出るようになった。
まあ、うれしいことではあったが、相変わらずマスコミは三重県を見下している。

桐蔭の監督もなめてかかっているような采配であった。
そこに付け入る隙もあったのだが、残念ながら三重高の監督も事大主義者らしく、相手の名前に気後れしていたと思われる。
双方凡百の投手で、打たれ強いのがとりえの同レベル。
積極的に打っていけば、大勝の可能性もあったが、バントやスクイズの失敗で自滅してしまった。
大健闘した、1番の主将だけがそれを解っていて試合後号泣していた。
俊敏で賢明な競技者は軽量小型であることが再確認できた大会だった。

[164] 交通権学会 Date:2014-07-21 (Mon)
すでに29回も開催されているとのことで、大規模な会かと思いきや、こじんまりとした若い研究者と活動家の発表会でした。
律儀な田中市長が挨拶に立ったのが印象的で、桑名市長なら無視していたでしょう。

一般にこの手の講演会では、研究者の発表は各地の表層的な事例発表か机上の空論が大半で、
その中に、掃き溜めに鶴のような実践者の真実の発表があるパターンがみられます。
今回も例外ではありませんでした。

近鉄内部八王子線の存続への推移は、私やASITA会長の予想通り、そして近鉄の想定通りだったということに、気がついた人はいなかったでしょう。

四日市市も市議会も、お釈迦様の手の上の孫悟空に過ぎませんでしたね。
安藤女史の簡潔で的を得た講演とパネリスト発言が、前日の名古屋での災害講演会の福和先生と同等の白眉でした。

そういえば、その災害シンポの3人目、中部大学の福井弘道センター長が、「最近の科学の変遷は、科学的根拠無き発表と多数決を持って決まる科学論争、世論を味方につける。」と言われたのに、背筋が凍る思いがしたのは、私だけかもしれません。

[163] 二つの講演会 Date:2014-07-20 (Sun)
昨日は名古屋で中部大学50周年記念連続講演会の4回目「災害対応を考える」がありました。
今日は四日市で交通権学会の講演会で近鉄内部八王子線の存続を語るシンポジウムがありました。

災害対応講演会では名古屋大学の福和伸夫教授の震災史と政変が白眉でした。
日本の安全は最下位の優先度で、国づくりが行われてきたことを正直に発表されました。
0戦が極めて日本的な先端工業製品だったことから、一歩も進歩していない日本人の思考。
抜き差しがたい絶望感に襲われるとともに、中京圏の健全さにほっとしました。

[162] オープン講座 Date:2014-07-12 (Sat)
7月10日のシニアカレッジは、市内の一般住民にも解放された講座です。
平常の2倍、約100名の参加を得て、桑名市の田中副市長と、三重大学副学長朴女史の2時限、計3時間の講義でした。

田中氏は中央官僚らしく高齢者対策の解説と、桑名市における三重県内では突出して進歩した桑名市の政策をのべました。

朴女史は、高温化する日本の都市部と中国から飛来する黄砂とPM2.5の対策が惨めなまでに進んでいないことを話されました。
四日市公害を克服した四日市市民を見習うようにとも。
桑名市では、老人対策は三重県最高でも、児童対策はどん尻のようです。
「少子高齢化」対策は高齢化対策だけだということです。

[161] シニアカレッジ Date:2014-06-27 (Fri)
今月12日に始まった、シニアカレッジくわな2014も26日から専門の講義になった。
1限目の土佛山住職山中啓園師の講演が想定外だった。
仏教と生き方なんて無難な話をするのかと思っていたら、
なんと、ワクチン禍について、インフルエンザワクチンのパンデミックやアジュバントの危険性などをとうとうと話し始めた。

医者でもない僧侶が、巨大製薬会社と政治の馴れ合いを非難したのだ。
それだけ判っているのなら、なぜ、桑名市の子宮頸がんワクチン接種を止めなかったのか!
啓園師自身は桑名市社協の会長なのだから。
僕が4期目の最後の議員として孤軍奮闘していた時には、たぶんこの現状を知らなかったのだと、好意的に思いたい。

[160] 大飯原発差し止め訴訟 Date:2014-05-22 (Thu)
関西電力の大飯原発の再稼動が福井地裁によって差し止め判決を食らった。

僕がライフワークとしてきた長良川河口堰建設反対とその稼動差し止めは20年の永きに渡って法廷闘争では敗北した。

最後の三重県を訴えた差し止め訴訟では最高裁が「この施設が未来永劫に渡って不要とは言い切れない。」
というお粗末な屁理屈で差し止めできなかった。

25歳の時父の発病で、司法浪人を中断して帰郷した自分自身の中に、それまでの短い人生経験の中でさえ(司法では人を救うことは不可能だ)と思わせる行政訴訟結果が多すぎた。

法律で人自分を含めた人を救うことができないと、思って政治の世界にそれを求めたのだが、、。

今回の判決で、僕より若い三重県出身の裁判長が下した、「原発から250km圏内に居住する住民の人格権侵害」と「生存権と電気代の問題を並べて論じること自体、許されない。」
という簡明な正論が、希望の光を差し込めてくれている。

[159] 闘士の感性 Date:2014-05-13 (Tue)
漫画「おいしんぼ」の福島を舞台にした号で、鼻血描写がマスコミを賑わしています。
作者の雁屋哲氏とは、彼が長良川河口堰を舞台に漫画を創る時に取材を受けました。
ビッグコミック誌に特集されて、全国の商業者団体(日専連)の仲間から、問い合わせが来たことを思い出しています。

当然、われらが武田邦彦先生は、この作品をいろんな意味で擁護していますが、
今日の中日新聞で、河口堰問題の同士であった岐阜の松井先生も雁屋さんの作品中に登場していることを知りました。

ダム河口堰、原発そして地方鉄道。
この3つはお互いに何の関係もありませんが、それらに抗する人々が、それを同じ姿勢で対していることを興味深く感じています。

僕の北勢線存続問題を、側面から支援し論理的に支えてくれたのが、
河口堰に人生を投じた、故村瀬惣一さんでした。
無駄な公共事業として地方鉄道の存続に否定的だった朝日新聞とは、この点で事の真贋を分ける道標となりましたね。

[158] 海難事故と報道 Date:2014-04-28 (Mon)
韓国のフェリー沈没事故で気になる日本の報道のひとつに、6千トン強の「巨大フェリー」と何度も表現されている部分で、マスコミの無知がさらけ出されています。

一昨日名古屋港に接岸したボイジャーオブザシー号はほんとうの巨大船でした。
13万トン、全長311m、舷側が高過ぎて名港西大橋がくぐれないので金城埠頭に接岸しました。
僕ら夫婦がフルムーンで乗船したスーパースターヴァーゴ号が8万トン 250mの巨船だったことのほぼ2倍の容積トンなのですから、、、。

元日本のフェリーなみのうえは僕にとっても思いで深い名前です。
20歳の夏、与論島に渡った時の船が旧大島運輸(現マルエーフェリー)の「波の上丸」だったからです。
当時の内航船規定で3千トンを越える船はこの航路には走っていませんでした。

それにしても満載排水量でも1万トン以下の中型船を(巨大な、、)とは。
津波の高さを「メートル」から「大きい」にぼかして警報を出すことに変更された津波警報もこれでは信用できませんね。

[157] 女性リーダー Date:2014-04-04 (Fri)
STAP細胞と女性リーダーの事件が世間をにぎわしています。
戦前の伝統を引き継いでいるはずの理化学研究所の体たらく振りが伝わってきます。

女性を先頭に据えて、マスコミの好みに迎合した小保方チームの拙速だけが浮き彫りになっていますが、
難聴の偽ベートーベン事件と云い、この事件と云い、マスコミと無能評論家、御用学者の連携が浮き彫りにされただけですね。

僕の経験からは、トップに立つ女性個人の資質と器がなければ、ばれるのは直ぐです。
企画者がその眼力を持っていなかったこと、そしてその持ち上げたことに対する責任逃れが見苦しい。

ただ学界では唯一人、彼女を護り、利権を糾弾する武田邦彦先生に喝采を送ります。

[156] 乗り物エトセトラ Date:2014-03-14 (Fri)
現在進行中のマレーシア航空機行方不明事件で、昼の民放に解説者として杉江弘元JAL機長が出演されていました。

10数年ぶりにお顔を拝見したキャプテンは、引退後も航空評論家として著書も数多く出されています。
そして、知る人ぞ知るSLマニアで、その写真集も多いのですが同一人物だとはあまり知られていません。

13年前、北勢線再生プランに軽便SLを企画した時、氏の写真集を使わしてもらうように、著作権使用申請をした僕に、快く許可を下さったばかりか、新しいナローSLの写真集まで贈ってくださいました。

下工弁慶号があのまま走り続けていれば、当然来賓として招待するはずの人物でしたが、愚かしい桑員行政によって泡と消えました。

その北勢線が来月運行100周年を迎えます。
沿線市民の活性化努力を踏みにじったままで、虚しいイベントをするらしいことが桑名市広報に載っています。
最近の各週刊誌や旅行雑誌には全国のローカル鉄道が特集されていますが、北勢線だけが抹殺されています。

そんな中で、今日JR東日本のブルートレイン「あけぼの」のラストランが報道されていました。
昨秋、秋田行きでは満員で乗れなかった列車です。
能代市の友人の結婚式や、日専連の全国大会で家族で乗車した思い出がよみがえります。
繰り返し、鉄道を粗末にした街は滅ぶことを確信しています。 

[155] 合格発表 Date:2014-03-12 (Wed)
わが子供たちは未婚なので受験世界とは遠ざかっていましたが、
昨日、津島の従姉妹の長男が東大理1に現役合格したという知らせが届きました。
一族から東大合格それも理科系など「想定外」でしたね。

5年間大山田の成田塾で直接教えた生徒の中でも、東大進学者は1人だけでした。

津島の親戚家庭は、祖父にあたる僕の叔父貴が50歳で早死にしため、42歳で未亡人になった叔母が店を切り盛りしながら2人の娘を育て上げ、
長女に婿をもらって、生まれた3代目して誕生した男子でした。

手堅く名古屋大学を志望した彼に、受験指導教員が東大受験を進めたということから、すでに抜群の偏差値だったのでしょう。
旧知の河合塾名物教師である大東君から、教える側から見ればほとんど高校2年の段階で、東大の合否は判るそうです。

遺伝的素質は並だったかも知れませんが、生まれより育ち。
子供は90%母親の影響下に育っていきます。
従姉妹と祖母の手塩にかけて育てられた彼が、素直に伸びていき、
世のため人のためになる業績を残せるよう望みます。


[154] アラン・レネの死去とウクライナ Date:2014-03-02 (Sun)
フランスのヌーベルバーグ派監督アラン・レネの死去が伝えられる中、ロシア軍のウクライナ侵攻とウクライナ軍の予備役召集のニュースが飛び交っている。
レネの作品では「戦争は終わった」を忘れることができない。

高校生の頃、サガンの「悲しみよ今日は」を読んだ時から大学に入ってからもフランス語のチェトワイエとヴトワイエの差を実感するとがなかった僕に、それをひらめかせたのがレネの映画の中で、
イングリット・チューリンがイブ・モンタンに向かって叫んだ「チュア(あんた)」と訳された抱擁シーンだった。

スペイン内戦を25年引きずる生活を送っている亡命者の1週間を追った映画だった。
今日、ウクライナの日本大使に向かって「内戦が始まるのですか?」と聞いたアホ記者がいた。
ハリコフからキエフ、セバストポリまで東欧の地政的回廊を持つウクライナが近代史上初めてロシアを迎え撃とうとしている。
これは侵略軍に抵抗する祖国防衛戦争なのだ。

この日誌を書き終える直前、BSでは五嶋みどりが昨夏全国の教会、寺院、神社を回ってバッハを演奏していた。
僕が望んでついに弾くことができなったシャコンヌが戦争と災害の鎮魂を込めて流れていた。

[153] 再びリーダーとは、尊敬と信頼、人望と能力 Date:2014-02-18 (Tue)
ソチの冬季オリンピックの間に、久しぶりに岡山の両備グループ小嶋社長のTV番組を観ました。
僕が北勢線から離れることになる前の最後の、キーパーソンの一人で、下の須田さんや森市長に並ぶ、偉大な人物です。

オリンピックでも、レジェンド葛西やカーリングの小笠原女史など、キャプテン・リーダーのリーダーたる所以は、その競技を映した映像からヒシヒシと伝わってきます。

敗戦の、そして勝利の後のインタビューに応える彼らの必要にして十分な言葉や涙が、彼らの人望と能力によせる仲間の信頼と尊敬が現れていました。

それは、チームとしては最小の2人、アイスダンスやフィギアペアスケートにもみることができます。
卓越した技術だけでは優劣のつけようがありません。
ただひとつ、そのペア同士の信頼と尊敬を表現しきったかどうかが金銀銅のメダルを分けたのでした。

「北勢線とまち育みを考える会」が阿下喜駅の軽便鉄道博物館不動産管理貸借の再契約を結んだ事がわかりました。
僕亡き後のASITAが本来のリーダーの基で再び盛り上がっていくことを祈るのみです。

[152] LRTサミット Date:2014-02-01 (Sat)
萎えていた僕に、再び書き込みを促したのは、今日豊橋で開催されたLRTサミット2013でのJR東海相談役の須田さんの基調講演でした。
10余年前、桑名で北勢線存続の講演をお願いした時と変わらず、いやそれ以上に知性,感性溢れる熱弁でした。

もう、誰も相手にしなくなった北勢線の存続にも触れられました。
一時は全国のトップを走っていた北勢線が、最下位でコースアウトしそうな様を思って涙が出ました。

そして、その講演を正確にバトンタッチしてつなげたのは、富山市の神田副市長だけでした。
「勇将の下に弱卒なし」正にこの言葉が当てはまる、富山の森市長と神田副市長。

トップの人間の出来次第で、町は劇的に変わります。
神田さんの話には、涙ではなく勇気が湧いてきました。

[151] 市町村職員研修セミナー Date:2013-12-01 (Sun)
先月20日から23日まで、全国市町村が出資して行っている滋賀県唐崎の市町村アカデミーでの研修会に、
職員以外にNPOの民間人にも参加を呼びかけるメーリングに応募して当選したので、久しぶり(4年)に出かけてきました。

テーマは地方市町が直面する公共交通の維持とノウハウについてです。
民間人は僕一人で、あとは政令市を除く中小の地方都市担当職員ばかりでした。
内部八王子線の存続にめどがついた四日市と我が桑名市の若手職員も総勢45名の中にいましたが、
もっとも研修すべきいなべ市の職員はいません。
またこの研修の地方議員版にも僕はほぼ全回出席でしたが、両市の議員に会ったことはありません。

2泊3日の合宿は、いつものてんこ盛りで内容の濃いものでした。
残念ながら、優秀な北丹後市や宮津市の職員の報告や、
河西市の3セク鉄道の経営者の報告は聞けましたが、
存亡の危機にある地方鉄道を支えているNPOの講演や交流はありませんでした。

聴講側でなく講師側で参加したかった思いが残ります。

[150] 八重の桜再び Date:2013-11-10 (Sun)
毎週の八重の桜の台詞に聞き入っています。
それは、八重が自分の半生の決断と感慨をつぶやくシーンです。
「一緒に歩んでいこう」という襄の言葉に、「同じ時間を過ごしたい」と思い、
「彼(襄)の夢が、自分の夢になり」「ともに戦おう」と意識し、彼のライフは私のライフだ」という同士愛。
新島襄が、「八重といると勇気が湧いてくる」「あなたの横にいることが一番安らぐ」という信頼と尊敬。

今日の山本覚馬の愛妻が「覚馬の妻であったことが私の誇りだった」という惜別の言葉。
涙なくして正視することのできなかった画面に、自分の半生を重ねて感じ入る3週間でした。

[149] トップのリーダーシップ Date:2013-10-25 (Fri)
再開を企画しているシニアカレッジ桑名の市川代表が突然の辞意を宣告された。
会合に遅れて行ったため、その間何が話し合われたか不明だった。
後日撤回メールが届いたので、ひとまず安心したが、そもそもトップリーダーとは「余人をもって代えがたい」人材なのだから、代わりは存在しない。

彼が退けば、それはすなわち会の存続が無くなるという事だった。

逆に、存在が邪魔なトップというものは世間に多い。
それこそさっさと退くのがメンバーのためになる。

これは、偉人であっても同じことで、東郷元帥の存在が後の帝国海軍のみならず、大日本帝国をも滅ぼしてしまった史実がある。
もって瞑すべし。

[148] トップのリーダーシップと危機管理 Date:2013-10-21 (Mon)
伊豆大島で、26号台風の土石流による犠牲者が30名出てしまった。
数日前から10年ぶりの大型台風が関東を掠めるコースで接近していると報じられていながら、
町を不在にした正副大島町長の失態は万死に値する。

台風直撃が必至になった夕刻までに避難指示さえ発しておけば、
生命だけは救えたはずだ。これすなわち減災の鉄則だった。

おろかなマスコミは報じないが、同じ台風直撃を食らった隣の神津島の町は避難勧告を出していたおかげで人的被害は0である。

あの伊勢湾台風でも、碧南市と楠町は首長が避難命令を発して住民を強制避難させ、水死者は0であった。
3000人の犠牲を出した名古屋市長と500人超の死者を数えた桑名長島の首長を訴えた住民はその当時はいなかった。
人災が天災だと誤解されていた、市長にとってはシアワセな時代だったのだ。

能無し指揮官の軍隊は全滅する。哀れなのはその軍の兵士たちだ。
経験も知恵も無い首長を選んでしまった住民の結果責任にするのはあまりに残酷でもあるが、
「シシ食った報い」という言葉が脳裏を掠めた。

[147] 愛憎の果て Date:2013-10-18 (Fri)
東京三鷹で、若い男女の愛憎のもつれから良家の女子高校生が、混血青年に殺される猟奇的なストーカー殺人事件が起こりました。

未成年の「愛」が単なる性欲、肉欲とどれほど違っていたのかは、
自分の半世紀を振り返っても良くわからないのが正直な感想です。

ただ、生まれも育ちも違う彼らの事情と、僕らの世代の純情さの差が、「男は男らしく、女は女らしく」という古びたようで正しい普遍性を悪心するこの頃です。

自分が愛する人への障壁になりつつある時は、身を引くのが唯一許された道だと思うのですが、、、、。
それにしても、進みすぎている野放図な性は、ある野球選手をして自業自得だと言わしめたのに、むごいようですが賛同する多数の投稿が、日本人の「常識」の健全さ?を示しているようにも思えます。